登山のためのファーストエイドキット

1.登山でけがをする可能性

登山はとても楽しいものですが、一方で自然を相手にするスポーツとも言えますので、けがをする可能性があります。
万が一のけがに備えて、いわゆる「ファーストエイドキット」を用意し、初期の治療を行うことで、けがの程度を軽減させることができます。

いざというとき、人はパニックになってしまって、冷静な対処が出来ないものです。そんなときには、携帯可能な「ファーストエイド」の本を持参すると良いです。万が一の場合は、この本を見て対応しようと思うだけで、安心感があります。

また、ざっと目を通して基本的なファーストエイドの考え方をおさえておくとなお良いでしょう。

2.「ファーストエイドキット」を自作する

日本では薬事法の関係で、セットのものが販売されていないようです。よって、海外のものを購入するか、自分で必要なものを用意して「キット」として揃える必要があります。

どの程度まで揃えるかは、荷物の量とも関係するため難しいですが、まずは最低限必要となるものを揃え、必要に応じて充実させていくと良いと考え、整理してみました。

3.すりきず、きりきず

山中の枝や岩などで、すりきず、きりきずは、起こりやすいけがといえます。これに対処するために、絆創膏が一般的なのでしょうが、ここはあえて、最近注目されている「ハイドロコロイド包帯」を選びます。

ハイドロコロイドは、傷口を水できれいに洗い流し、そこに貼ることで、体液などが持つ自然治癒力により傷を治すというコンセプトでつくられたものです。
普段も絆創膏に替えて、このハイドロコロイドを使おうと思っていますが、登山にはまず、これを準備して携帯します。

なお、適当な大きさに切るための包帯用のハサミも準備します。こちらはいざというときには衣服も切ることができるものです。

4.捻挫等

捻挫等でテーピングをする必要がある場合を想定して、テーピングを準備しておきます。テーピングの仕方は、慣れていないと分からないものですが、ファーストエイドの本を持参し、これを参照しながら使います。

このテーピングを切る際にも先ほどの医療用ハサミが役立ちます。

5.虫さされ

蜂、蚊、毒虫など、虫に刺された場合、まずその毒性成分を体から取り出すことが必要です。ポイズンリムーバーという道具を使うと簡単に毒を吸い出すことができます。万が一に備えて、これも携帯したいです。登山用具店にはほぼ置いてある製品です。

6.遭難

考えたくありませんが、道に迷って遭難するということについても、準備が必要です。最低限、軽量なアルミシートを持っておくと、それにくるまって雨風を防ぎ、また、体温低下を防ぐことが出来ます。使い方次第では、ツェルトのような簡易テントとしても活用が出来ます。

いわゆるサバイバルシートというネーミングの商品です。

7.常備薬

風邪、胃もたれ、下痢など、普段も起き得ることに対応するため、家庭に常備している薬を持参します。仕切のある小型のピルケースを買って、それぞれの薬を人数分×日数分を入れておきます。

8.ファーストエイド用のバック、袋など

ファーストエイドキット用の袋やケースなどが販売されています。赤字に白十時など、ぱっと見てファーストエイド用だと分かるものは、仮に他人に対応してもらう場合も、ザックの中で目立つというメリットがあります。それなりに良い値段がしますので、普通の荷物小分け用の袋などで代用しても良いと思います。

また、それぞれの医薬品類は、ジップロックで小分けしておくと分かりやすく、使いやすいです。

なお、カリマーやドイターなど、登山ブランドの並行輸入もののファーストエイドキットがあります。こちらは、中味は海外の医療品のようです。バックだけカッコよいので使うという手もありますね。

10.まとめ

登山では万が一に備えて、けがや病気に対処するための「ファーストエイドキット」が必要です。最低限、これだけあれば、まず初期対応としての対処は可能だと思います。さらに、必要性を考えて、自分なりの「ファーストエイドキット」を充実させていきたいと思います。

ファーストエイドキットとしてあらたに揃えたもの

ファーストエイドキットとしてあらたに揃えたもの

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