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1.kindle unlimited
Amazonの読み放題サービスkindle unlimitedは月980円でAmazonのセレクトした電子書籍や電子雑誌が読み放題になるサービスです。
すでに、Amazonは、Prime会員向けにPrime VIDEOやPrime MUSICなど、映画、音楽も見放題、聴き放題サービスを始めています。こちらはPrime会員であれば、追加コスト不要でした。
今回開始したkindle unlimitedは、Prime会員であっても、追加コストとして980円/月が必要になります。ただし、1ヶ月間のお試し期間があるので、この期間に試すだけ試して、有料会員になるか判断できます。
私は、これだけのコンテンツ量が読み放題であれば、十分に元が取れると判断しました。
2.電子雑誌ならタブレット
電子雑誌はカラーの雑誌が多いので、タブレットやPCがふさわしいと思います。しかも、画面は大きめの方がより雑誌のビジュアルを楽しめると思います。
例えば、Appleならば、iPad miniのような携帯性を重視した小型タブレットよりも、iPad Pro12.9インチのような大きな画面のタブレットの方が、雑誌には適していると思います。もちろん、パソコンの大画面でも同じことができます。
なぜなら、電子雑誌はいわば誌面をそのまま画像化したものが、電子雑誌であるため、元の雑誌の大きさとほぼ同じ大きさの画面でないと、文字が小さくなってしまい、拡大しないと文字が読めないということになります。よって、電子雑誌の場合は、画面が大きく、カラーであること、これが快適に楽しむ条件になります。
3.文字を読むにはモノクロE-Ink端末Kindleが最適
一方、文章中心の小説、ビジネス書、実用書については、電子雑誌のような画面の大きさは必要ありません。いわゆるリフロー形式で作成されているものが多いため、文字の拡大縮小によって、文章が再配置されるので、ページ固定の概念がありません。
ところが、これをタブレットやパソコン、あるいはスマートフォンで読むことは可能ですが、文字を通常の液晶で読み続けるのは、目に負担がかかります。目が疲れてきて、結局紙の本が恋しくなります。
しかし、この文字中心の電子書籍を読む最適な液晶が、モノクロE-ink液晶という液晶です。これは紙を再現したモノクロディスプレイで、反応は遅いですが、ぎらつきが無く、比較的紙に近い印象で、しかも、バックライトが目立たないので、目が疲れません。
モノクロE-inkは逆に電子雑誌のようなカラフルなものには適しません。マンガであれば大丈夫です。
よって、用途に応じて読むためのデバイスを替えるのが電子書籍や電子雑誌を楽しむためには良いということになります。
4.Kindleを選ぶ
1)Kindle
Kindleには、複数の種類があります。エントリーモデルのKindleは1万円以下で、手頃に購入できるので、まずはこれで試してみても良いと思います。ただし、解像度は他のモデルの半分で、防水機能もありません。充電端子も未だにMicroUSBです。
2)Kindle Oasis
ハイエンドモデルとしてKindle Oasisというモデルがあります。ページ送りのハードウエアボタンがあるのが最大の特徴です。ページ送りをハードウエアボタンで行えるのは快適だと思います。若干値段が高いのがネックですが、LEDの個数も多くスペック的には魅力的です。ただし、ハイエンドに関わらず、充電端子がMicroUSBなのはネックです。
3)Kindle Paperwhite
スペック的にもお値段的にも最もバランスが取れているのが、Kindle Paperwhiteです。これはハイエンドモデルと同様の解像度300ppiで、ページ送りのハードウエアボタンこそ無いものの、基本性能はハイエンドモデルと遜色がありません。
何より、14,000円程度と値段が比較的安く、Kindle Oasisの半額程度です。全モデルの中では基本性能も高く、もっともコストパフォーマンスが高いモデルと言えます。
Kindle Paperwhiteは防水機能もあります。また、充電端子はUSB-Cとなっており、後述するワイヤレス充電機能がついたシグニチェーエディションまでは不要であれば、こちらで良いと思います。
4)Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
Kindle Paperwhite シグニチャーエディションは、ワイヤレス充電のQiに対応したモデルです。KindleはモノクロE-ink液晶なので、バッテリーの持ちはとても良いのですが、充電スタンドに置いておけば、充電に関してはノーストレスになります。
専用の充電スタンドに置いて、書見台のように充電しながら読書することもできます。スペック的にはKindle Paperwhiteにワイヤレス充電がついたものとなるため、これが最もおすすめのモデルと言えます。さらに、シグニチャーエディションには、Paperwhiteには無い「明るさ自動調整」機能がついています。
スペック、機能的には、ハイエンドモデルのOASYSを凌ぐ、実施的なハイエンドモデルがシグニチャーエディションと言えます。
防水機能もIPX8等級とかなりの性能で、「水深2メートルまでの真水で最大60分」とのことですので、普通にお風呂で使うこともできます。
充電スタンドを別々に買うこともできますが、充電スタンドとのセットだとお安くなるのでお得です。
さらに、Kindle純正カバーとのセットもありますので、本体、充電台、カバーをセットで購入できます。